うまく使おう!スマホや携帯、固定電話の「特番」「3桁番号サービス」!
特番とはクリスマスやお正月に流れる番組のことーーーではありますが、今回取り上げるのはそのお題目ではありません・・・笑
携帯電話やスマートフォンいわゆるスマホやガラケー、固定電話で使う番号でして、
じゃあその特番や3桁番号サービスって何ぞや?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、皆様も聞いたことや、かけたこともがあると思います、「119」や「104」「117」などです。
「1XY番号」とも言います
「特番」「3桁番号サービス」について
特番と呼ばれ、よく使われる番号は、総務省で定められている「3桁番号サービス」と呼ばれるものがほとんどのようです。ここではその中でも「1XY番号」の一覧をご紹介します!なお、まだ他にもありますが、携帯電話でも固定電話でも利用できるものに絞ってお話しします!
110:警察への事件・事故の急報
最重要ナンバー、警察への通報です。
目の前で事故や事件が起こりましたらお早目にお電話いただくとよろしいかと思います!
ちなみに、この110番にかけますと、その場所の管轄の警察本部通信指令室まで自動的に電話が繋がります。
北海道ではエリアが広いので通信指令室が分かれており、旭川・北見・釧路・函館各方面本部の通信指令室に電話がかかる仕組みとなっています。例えば、離島などは所轄の警察署まで連絡される場合もあります。
携帯電話などでかけた場合には県境などで別の県にかかってしまうこともあるのですが、近隣の本部と連携が取られているので、かけ直しが不要で警察側にて転送されるようです。
私も車の運転中、冬道のスリップで路肩に突っ込んでしまい、1度かけたことがありますが、「どこで」「何が起こった」「当事者はだれか」ということを明確に伝える必要があります。誘導はされますが、できるだけわかりやすく伝えることが必要となってきます。
かける際には気を付けましょう。
また、間違いで110番にかけた場合は、「間違いでした」とお話いただかないと、場合によっては警察が出動する可能性もありますので、かなーーり大変なことになってしまいます。間違い電話は極力避けるとともにいたずら電話などは絶対しない様に、適切な利用を心掛けたいものです。
119:火事・救助・救急車
言わずと知れた最重要ナンバーのうちの一つです。消防に緊急通報ができます。
お世話になったことがある方も多いのではないでしょうか?
火災や救急等の災害が発生した場合、消防の指令センターに通報が入り出動指令が出されます。警察、病院、電気会社、ガス、会社等の関係機関へ連絡連絡がいくことで、各々の機関が協力して被害を最小限度に食い止めます。
万が一煙が出ている、けが人が出たなどありましたら速やかにご覧楽いただくのが適切です。
その際には警察と同じく 「どこで」「何が起こった」「当事者はだれか」ということを明確に伝えて対処しましょう。
海上における事件・事故などの対応番号です。基本的には所轄の海上保安庁につながります。
不発弾や密輸船などの発見にも対処してくれるダイヤルです。海の110番として広く伝わっています。
各所連携をとっているので、本来ならば110番、119番などにかけても118番にもつながるようなシステムになっています。海の海難事故でも適切な対応をとることができますので、安心し連絡いただくのもよろしいかと思います。
万一の災害の時に、この171番が稼働しています。
このダイヤルは災害用なので常に稼働しているわけではありませんが、被災地や避難所からの伝言をその他の地域に住んでいる家族などに伝えることができる大変便利なダイヤルになります。
災害時にぜひ活用ください。なお以下の通り体験利用もできるようですので防災に役立てていただくといいかもしれません。
体験利用提供日
---NTT東日本:災害用伝言ダイヤル(171)https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
毎月1日,15日 00:00~24:00
正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
113:電話の故障
電話が故障した時にはこのダイヤルにご相談いただくと、その電話事業者での故障の受付ができます。夜間は自動音声による応答が多いと思います。
現在の時刻が調べられます。時計の時刻合わせなどには重宝します。
115:電報のお申し込み
電報は相手にメッセージを伝えたい時にお送りするメッセージのことです。お祝い事に出席できなかった時、祝辞を送ったりする時に使います。
電話で電報をお申し込みいただけます。
ーーーNTT東日本:電話の3桁番号サービス https://web116.jp/phone/telephone/
115番にダイヤルして、おかけになっている電話番号とお名前をお申し出ください。
担当者が電報の種類(お祝い・お悔やみ等)、お届け日、漢字使用の有無、お届け先・お名前、メッセージなどをうかがいます。
受付時間:午前8時~午後7時まで
今ではインターネットからでも24時間申し込みができるのですが、今も電話での申し込みが多いようです。
104:番号案内
名前と住所から携帯番号を調べられるダイヤルです。電話帳に記載がされているものから調べられるので、官公庁の電話番号や、一般企業のフリーダイヤルまで色々調べられます。
スマホが普及する前は電話帳かこのダイヤルで番号を調べていました。
もしスマホや電話帳がなくても調べられますので、どちらも無いと言った時にご利用いただくのは如何でしょうか?
177:天気予報
“177天気予報電話サービスについて
気象庁発表の最新の天気予報を、電話で聞くことができます。
今日・明日・明後日の天気予報
お聞きになりたい地方の市外局番に続けて「177」をダイヤルして下さい。(例:福岡だと092-177となります)
177の放送内容は以下のとおりです。(一部内容の異なる地域もあります)”
1 発表官署名,日時 | 2 注意報・警報 | 3 予報(天気,波) |
4 降水確率 | 5 予想気温 | 6 実況 |
7 満潮時刻 | 8 次のお知らせ | 9 週間予報の案内 |
1・8・9(イチ・ハヤ・ク)ということで覚えていただいてる方もいるのではないでしょうか。あっては欲しくないですが、万が一皆様の周りでも見かけましたら、ご相談いただくとよろしいかと思います。
まとめ
今回は携帯電話・スマートフォン・固定電話などからダイヤルできる「特番」 「3桁番号サービス」 「1XY番号」についてお伝えしました。
日常生活のサポートから緊急時まで幅広く電話でサポートができることを考えていただき、適切な番号にご相談をいただけばより安心して充実した生活が送れるのではないかと思います。うまく利用して普段の生活をよりよくしていきましょう!